サトルクエスチョンとは、会話している相手の本音を引き出しやすくする質問方法です。
好きな人に関する情報はたくさん知りたいと思うのが乙女心ですよね。
しかし、質問攻めをしてしまうと彼も疲れてしまうし、警戒されてしまう可能性もあります。
そんなときにおすすめなのが「サトルクエスチョン」という心理学的恋愛テクニックを使った質問方法です。
そもそも、会話の中で質問をするテクニックはとても大切です。
上手に質問をすることの重要性については別の記事でもご紹介しています。
こちらも参考にしてみてくださいね。
うまく質問をするためにぜひ身につけておきたい心理学的テクニックがサトルクエスチョンということです。
サトルクエスチョンをうまく使いこなすことで、
- 好きな人の正しい情報を聞き出すことができる
- 好きな人と距離が縮まり、もっと仲良くなることができる
- 彼氏とのコミュニケーション不足を解消しやすくなる
- 信頼されやすい人になれる
- 周囲の大切な人たちの本音や本質を見抜く能力が高くなる
といったメリットがあります。
サトルクエスチョンを活用した心理学的恋愛テクニックでたくさん好きな人の情報を集めて、彼との距離を縮めてくださいね。
サトルクエスチョンを活用した心理学的恋愛テクニックとは
早速ですが、サトルクエスチョンを活用した心理学的恋愛テクニックの実践方法をご紹介します。
サトルクエスチョンには2種類の方法があります。
1つ目は、相手に対して仮説を立てて質問する方法です。
そして2つ目は、否定疑問文を使う方法です。
それぞれ詳しく解説します。
サトルクエスチョンの方法①仮説を立てて質問
例えば、お酒の話になったときに
オープンクエスチョンなら「どんなお酒が好きなの?」
クローズドクエスチョンなら「ビールは好き?」
と聞きます。
しかし、サトルクエスチョンを活用した心理学的恋愛テクニックでは
「〇〇君ってビール好きそうだよね」
と仮説を立てて尋ねます。
つまり、好きな人に当てはまりそうなことを決めつけて言うのです。
このときにもし外れていても好きな人にとっては「情報の訂正」であって否定をしているわけではありません。
もし本当にビールが好きだった場合、「私も好きだから一緒だね!」というように共通点をアピールすることもできます。
もしかしたらその共通点がきっかけで飲み会デートに繋がる可能性も発生します。
また、内容次第では「そんな雰囲気があると思ったんだよね」と彼を褒める上級者テクニックに繋げることもできるんです。
彼を褒めることのできる内容は
- スポーツ経験(筋肉や体を褒めることができる)
- 一般的に権威があるとされる資格や職業(知的な雰囲気やこれまでの努力を褒めることができる)
- 華やかな趣味や職業(洗練された見た目を褒めることができる)
- 音楽のジャンル(ファッション性を褒めることができる)
などが挙げられます。
実はこの仮説を立てる方法は占い師さんがよく使うテクニックなんです。
占い師さんは「あなたってこういう人ですよね?」という聞き方をよくしますよね。
それによって相手は「そうなんです、私ってこういう人で……」と自分のことを開示し始めます。
自己開示が始まれば、相手の情報は勝手に入ってくるようなものです。
好きな人から情報をたくさん聞き出すことで、彼のことをよく理解しているとアピールすることができます。
また、彼の趣味や好きな場所を知ることでデートに繋がる可能性も高くなります。
なかなか彼が自己開示をしてくれないな…と感じたときには仮説を立てるサトルクエスチョンにチャレンジしてみてくださいね。
サトルクエスチョンの方法②否定疑問文
2つ目の否定疑問文を使うサトルクエスチョンでも、好きな人に対してあえて決めつけをすることには変わりないのですが、否定形で尋ねるところがポイントです。
例えば、最近好きな人が元気ないなと思ったときに「もしかして最近疲れてない?」と質問します。
彼がもし本当に疲れている場合は「よく見てるなー」と嬉しい気持ちになります。
前から見ていて変化に気付くなんてなかなかできることじゃない分、あなたに対する好感度やインパクトが急上昇すること間違いなしです。
もし間違っていたとしても「疲れてないけどなんでそう思ったの?」と逆に質問が返ってくるでしょう。
そのときにどうしてそう思ったのか伝えたら、同じく「自分のことをよく見てる」と思ってもらえます。
よく見てくれているあなたに対する信頼度が一気に上がれば「実はこんなことがあって…」と自己開示をしてくれる可能性も高くなります。
仮説を立てるサトルクエスチョンも否定疑問文のサトルクエスチョンも、相手にとって質問に答えている感覚にならない点がおすすめな理由です。
会話において否定の流れが続いてしまうと、一貫性の法則が働いて会話を否定的に捉えがちになってしまいます。
もしサトルクエスチョンの答えがNOでも、彼にとって質問に答えているわけではなく情報を訂正しているだけなので、一貫性の法則が働きにくくなります。
一貫性の法則を応用したイエスセット話法を活用した心理学的恋愛テクニックについてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
サトルクエスチョンを活用した心理学的恋愛テクニックの注意点
サトルクエスチョンを活用した心理学的恋愛テクニックはいつでも何度でも有効に使える万能なテクニックではありません。
サトルクエスチョンを活用した恋愛テクニックを使う場合には、
①サトルクエスチョンを多用しない
②ある程度親しくなるとサトルクエスチョンは使いづらくなる
点を覚えていてくださいね。
それぞれ詳しく解説します。
サトルクエスチョンを多用しない
いくらサトルクエスチョンを活用することで「否定ではなく情報の訂正」に近づけることができると言っても、何度も訂正を繰り返すと会話が不自然になってストレスを与えてしまう可能性があります。
例えば、オープンクエスチョンで「出身地はどこ?」「好きな食べ物は?」「じゃあ趣味は何?休日は何してるの?」などのように質問攻めにされるのは尋問みたいで窮屈です。
だからといってサトルクエスチョンを多用して、
「出身は大阪?ノリがいいから!」→東京出身ですけど…
「可愛い子はケーキとか好きだからカフェ巡りとか好きなんじゃない?」→カフェにはあまり行かないです…
「休日は読書とか映画鑑賞とかしてそうだね!」→ほとんどしません…
こんな風に当てずっぽうで的外れなことばかり言われるのも同じくらい疲れてしまいますね。
しかし、正解ばかり引いても、今度は「なんでこの人は俺のことをなんでもわかってるんだ…」と警戒されてしまう可能性があるんです。
そのため、サトルクエスチョンを活用した心理学的恋愛テクニックはここぞというときに使うことをおすすめします。
例えばデートに誘うきっかけ作りになるような会話(趣味嗜好など)や、彼を理解していることがアピールできる会話(彼の体調など)です。
また、「情報の正誤は問わない」という説もありますが、個人的にはやはり正解を引いてほしいです。
正解を引いたほうが好きな人のことをちゃんと見て理解していることがアピールできて、彼にとってもテンションが上がるからです。
正解を引くためには、まずは好きな人をよく観察してヒントを探してくださいね。
彼の持ち物やスマホの待受画面、SNSのアイコン…。
ペットや動物が好きだとわかるヒントはありませんか?
スポーツや映画、音楽など趣味嗜好がわかるヒントはありませんか?
先述の例のように、体型やファッションも参考になりますよ。
繰り返しになりますが、もちろんハズレを引いても失敗には繋がらないのがサトルクエスチョンのメリットです。
「もしかしたら間違ってるかも…」と思わずに気軽にサトルクエスチョンを活用した心理学的恋愛テクニックにチャレンジしてみてくださいね。
ある程度親しくなるとサトルクエスチョンは使いづらくなる
サトルクエスチョンを活用した心理学的恋愛テクニックは、まだ関係性が出来上がっていない相手のほうがより効果的です。
なぜなら、ある程度信頼関係が構築された間柄になってしまうと、ハズレを引いた場合に彼が「意外と俺のことまだわかってないんだな…」と距離を感じてしまう可能性があるからです。
内容次第では不信感を与えてしまう可能性もあり、関係性の悪化に繋がります。
サトルクエスチョンを活用して恋愛無双の勝ち組モテ女子になろう
サトルクエスチョンを活用した心理学的恋愛テクニックは、好きな人の情報を聞き出しつつ距離を縮めることができる質問テクニックです。
占い師さんも使うことからもサトルクエスチョンの有効性がわかりますよね。
サトルクエスチョンを活用した心理学的恋愛テクニックは
- 好きな人の正しい情報を聞き出すことができる
- 好きな人と距離が縮まり、もっと仲良くなることができる
- 彼氏とのコミュニケーション不足を解消しやすくなる
- 信頼されやすい人になれる
- 周囲の大切な人たちの本音や本質を見抜く能力が高くなる
などメリットがたくさんあります。
ぜひ上手に活用してみてくださいね。