
しちゃだめよ!
そんなふうに言われたら、逆にやりたくなってしまうことってありますよね。
たとえば「その箱は絶対に開けないで。絶対に見ないでね」と言われると、どうしても中身が気になるものです。
これは「カリギュラ効果」と言われる心理効果が働いています。
「カリギュラ効果」とは、「してはいけない」と禁止されたこと・制限されたことを逆にしたくなる心理現象のことです。
この記事では、この法則を恋愛に活かす方法や実際の体験談を紹介します。
学術的な背景も解説しているので、専門的な知識もつけたい人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
それでは、カリギュラ効果を使った心理学的テクニックを見ていきましょう!
カリギュラ効果を使った恋愛テクニック

カリギュラ効果が恋愛において効果的な理由は、2つあります。
理由①禁止・制限されることで興味や関心が掻き立てられるから
→浮気や不倫がいけないことだとわかっていながらやってしまう理由です。
理由②禁止・制限されることで感じるストレスに反発するため
→親から交際を反対されるとかえって恋が燃え上がる理由です。
この心理を活かして、彼に「じれったい」と思わせると、彼があなたのことを恋愛対象として意識する可能性が高まります。
カリギュラ効果を使った具体的なテクニック
今回は難易度順でカリギュラ効果を使ったテクニックをご紹介します。
自分にできそうなレベルから始めてくださいね。
①秘密を共有する(初心者向け・低難易度)
②メールやLINEの返事を時々遅くする(初心者~中級者向け)
③興味がないフリをする(中級者向け)
④時間を限定する(中級者向け)
⑤たまに冷たくする(中級~上級者向け)
⑥彼のお願いをあえて断る(上級者向け)
①秘密を共有する(初心者向け・低難易度)
誰にでも話せるわけではない秘密を共有することで、「他人には知られてはいけない」という禁止された状況を作り出すことができます。
秘密の共有は相手との信頼関係を感じるため、距離を縮めるきっかけになります。
②メールやLINEの返事を時々遅くする(初心者向け)
タイミングをコントロールするだけの、簡単なテクニックです。
いつもは返事が早いのに急に返事が来なくなると不安になるものです。
その心理を利用すればカリギュラ効果が成立します。
③興味がないフリをする(中級者向け)
今は恋愛に興味がないフリをすると、彼はあなたのことを振り向かせてみたくなります。
特にモテるタイプの男性に効果的で、「なんで自分が恋愛対象になっていないんだろう」とモヤモヤしてあなたが気になってしまいます。
④時間を限定する(中級者向け)
デートや会話を早めに切り上げると、十分に満足できず「また会いたい」と思うものです。
時間を限定することで、あなた自身やあなたと一緒にいる時間への価値を高める効果があります。
⑤たまに冷たくする(中級~上級者向け)
たまに冷たくするのも効果的です。
仲良くなれそうだと思いきやなかなか距離が縮まらないあなたに対して、彼の追いかけたいという欲求がどんどん溜まっていきます。
⑥彼のお願いをあえて断る(上級者向け)
好きな人からのお誘いやお願いには全力で応えたくなりますよね。
しかし、そんな気持ちを抑えて時には断ることで、彼はあなたのことを高嶺の花的な存在だと認識します。
カリギュラ効果の注意点
カリギュラ効果が逆効果になってしまわないように、以下の注意点には気をつけましょう。
禁止に対してストレスが溜まらない相手に注意する
カリギュラ効果は、禁止・制限されたことに対するストレスへの反発心が原動力になります。
そのため、そもそも禁止されても「そっか、いいよ〜」と思える相手にはカリギュラ効果が期待できません。
カリギュラ効果を活用した心理学的恋愛テクニックはこんな彼に効果的です。
・完璧主義者
・他人からの評価に敏感な人
・「限定」や「先着」などの広告のキャッチコピーで購買意欲が高まる人
逆に、彼が以下のようなタイプの場合、あまり効果は期待できません。
・他人から命令をされてもあまり気にせず素直に従える人
・「限定」や「先着」などの広告のキャッチコピーにそそられない人
あなたに全く興味がない人に注意
残念ながら、現時点であなたに対して全く興味がない場合にはカリギュラ効果が期待できません。
もしあなたも異性として全く意識していないただの男友達から「今日の飲み会は早めに帰るわ」と言われても「ああ、そうなんだ」としか思わないですよね。
カリギュラ効果は、彼にもう少しあなたのことを意識してほしいときのきっかけ作りとして活用してくださいね。
意地悪にならないように注意
カリギュラ効果を引き起こすためには、禁止や制限をする行為が必要です。
そのときに冷たくしすぎたりそっけなくしすぎたりすると、ただの意地悪になってしまうので注意しましょう。
禁止・制限をやりすぎない
「絶対に浮気はしないでね」と念押ししすぎて逆に浮気をされてしまったというケースは少なくありません。
浮気をしてほしくないというのは当たり前ですが、念押ししすぎると束縛に感じてしまってストレスが溜まり、ストレスを解消するために浮気がしたくなる可能性が高くなるのです。
本当にしてほしくないことは「浮気をされたら悲しい」とか「浮気をする人って魅力的じゃないよね」といった言葉でアピールすることをおすすめします。
ストレスが怒りに変わる人には注意
カリギュラ効果は、少なからず彼にストレスを与える行為です。
そのため、もし彼がストレスを怒りに変換してしまうような人だと逆効果になるので注意しましょう。
彼の怒りのスイッチを見定めながらカリギュラ効果を活用した心理学的恋愛テクニックにチャレンジしてくださいね。
体験談〜モテ男から謎に好かれた学生時代〜

これは私自身の学生時代の話です。
こころは心理学に出会うまで、人との距離感が悪くて嫌われやすいタイプでした。
もちろん好きな人とは両思いになれないのですが、なぜか全く興味のない相手から好かれたりしていました。
しかもそれが、クラスで1番モテる男の子…ということが、私の耳に入ってきただけでも4回ありました。
私はあいにくモテる男の子が苦手だったので、今思えば他の女の子に比べるとあっさりした態度でした。
それどころか、

この人と仲良くなって女子を敵に回したくない
と思っていたので冷たかったかもしれません。
それが原因で「なんで俺のこと好きにならないんだろう」って思われていたんだと思います。
カリギュラ効果の心理学的背景

ここからは、カリギュラ効果について心理学の視点から解説していきます。
- 誰が提唱したの?
- なぜ私たちは禁止されるとやりたくなるの?
- 日常のなかでもよく起きる現象なの?
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
カリギュラ効果の類似用語
類似の心理学用語として
・心理的リアクタンス
・シロクマ効果
というものもあります。
心理的リアクタンス
「やりなさい」と言われると反発心が芽生えて意欲が低下し、「やりたくなくなる」心理現象。
他人に言われたことと逆の行動を取りたくなる点ではカリギュラ効果と同じですが、カリギュラ効果の場合は逆に好奇心を掻き立てられる点が異なります。
シロクマ効果
忘れたい過去の過ちについて忘れようと意識するほど頭から離れなくなってしまう心理現象。
元々その事柄に対して興味・関心を持っているシロクマ効果に対して、カリギュラ効果の場合は禁止や制限されることで初めてその事柄に興味を持つ点が異なります。
カリギュラ効果の名前の由来が1980年代の話題作
「カリギュラ効果」という名前の由来は、1980年にアメリカで公開された映画「カリギュラ」のタイトルそのものです。
映画の内容が過激すぎて、一部の地域では上映が禁止されてしまいましたが、それがかえって話題となって「一度観てみたい」という人が続出。
映画は大ヒットしました。
この映画「カリギュラ」の大ヒットにちなんで、禁止されると逆に興味を持ってしまう心理現象のことをカリギュラ効果というようになりました。
日常に潜むカリギュラ効果の実例
日常の中で意識することは少ないかもしれませんが、カリギュラ効果はあらゆるシーンで起こっています。
興味・関心を掻き立てる特性を活かして、広告で利用されることが多く、私たちは無意識のうちに購買意欲をそそられています。
先着◯名様や限定◯個といったキャッチフレーズに弱い人は少なくありません。
また、禁煙やダイエットも同様にカリギュラ効果が働きます。
「やっちゃダメだ」と自分に言い聞かせるほど、喫煙したくなったり食のことで頭がいっぱいになってしまったりするものです。
それ以外にも、「カリギュラ効果」という名前がつくもっと前からこの心理現象は起きています。
昔話の鶴の恩返しでは、「絶対に覗かないでくださいね」と言われたおじいさんとおばあさんが部屋を覗いてしまいます。
また、浦島太郎も「開けたらダメですよ」と言われた玉手箱を開けてしまいます。
ダメだと言われたら逆にしたくなるのは人間の性なんですね。
カリギュラ効果で恋愛対象に昇格しよう
何かを禁止されるとついついやりたくなってしまうのが人間の本能です。
その心理を活かしてカリギュラ効果を使えば、好きな人の恋愛対象に昇格できる可能性が高まります。
それだけでなく「やっちゃだめ」はやりたくなる効果を活かすと、束縛が二人の関係を崩すきっかけになることもわかります。
彼氏との距離感や束縛についても、カリギュラ効果をふまえて見直してみてくださいね。
ココロマグネットはいつでもあなたの恋を応援しています。


