【喧嘩ばかりのカップルへ】彼氏と喧嘩ばかりで辛いときの心理

彼を知る恋愛テクニック

せっかく大好きな人と付き合えたのに、喧嘩ばかりしてしまうカップルになってしまうと常にネガティブで辛い気持ちになってしまい、何をするのも手につかなくなりますよね。

そこで今回は、喧嘩ばかりしてしまうときの心理や解決策をご紹介します。
人は喧嘩をしたときにどのような心理になるのか、それを知っているだけでも気持ちの整理がしやすくなりますよ。
あなたの心が軽くなるヒントになることを願います。

「怒りの感情」とは?

喧嘩をするということは、怒りの感情が芽生えているはずです。
それでは、怒りの感情はなぜ発生するのでしょうか?

心理学者・キルケゴールによると、怒りの感情とは「なりたい自分になれないこと」が原因で生まれます。
なれない自分になれない自分に対する怒りなので、「自分のことが嫌いだ」と感じてしまうことが怒りの感情の原因なのだそうです。

「理想の自分」を追いかけている状態ともいえます。

彼氏の言動が気にさわったときに怒りの感情が発生するのは、「そういう言動をしない彼氏と付き合っている理想の自分」とはかけ離れていることに対して怒り、失望するというメカニズムなのだそうです。

あまりピンとこないかもしれませんが、キルケゴールは「あらゆる怒りは理想の自分になれていない自分に対しての怒りだ」と断言しています。

「怒りの感情」を落ち着かせる方法

キルケゴールによると「理想の自分ではないから怒りの感情が発生」します。
つまり、怒りの感情を落ち着かせるためには、「理想の自分に近づく」必要があります。

その方法は
・彼氏を変える
・自分が変わる
の2択です。

言うのは簡単ですが、どちらも簡単なことではありません。
特に「彼氏を変える」のは難しいことです。
彼はあなたとは異なる人生を歩んで、その上で違う価値観を持っています。
あなたの価値観に完璧に寄せることは不可能です。

かといって、あなたがずっと我慢し続けたり逆に彼の価値観に寄せていくのもよっぽどの覚悟が泣ければ不可能です。

キルケゴールは「生まれ持った使命を知ろう」と提唱しています。
あなたが好きになった人がそういう価値観を持っているのであれば、その価値観と向き合う使命感をあなたが持っているのだと思うのです。
それがどうしても許せないと思うのなら、別れるという結果もまた使命なのかもしれません。

人はどうしても「あのときこうしてたらもしかしたら違う運命が待っていたのかも…」と後悔したり想像したりするものですが、どんな結果も使命だったと受け止めることが大切なんですね。

「使命」というと堅苦しくてスピリチュアルで…と身構えてしまうかもしれませんが、キルケゴールの言う使命は「当然なるべくしてなった結果」くらいの感覚です。

「自己否定」に陥る前に…

先述の通り、最終的に怒りの感情は自分に向いています。
そしてその理由は「理想の自分」とのギャップがあるからです。
さらに、彼氏と喧嘩をしてしまうことで「なんでいつも喧嘩しちゃうんだろう。自分が嫌になる…」という感情にまでなってしまいます。

無意識だったはずの自分に対する怒りが、目に見える形になってしまいます。
そうすると自己嫌悪につながり、最終的には「自己否定」まで陥ってしまうのです。

些細な喧嘩だったはずなのに、とても苦しい思いをすることになってしまいますよね。
さらに、「虫の居所が悪い」という言葉もあるように、ますます小さなことがきっかけで喧嘩をしてしまう悪循環にはまってしまう可能性もあるんです。

そうならないために、できることは「理想の自分」のハードルを下げることです。
もし「理想の自分」のハードルを下げることに成功したら、思いっきり自分を褒めて、ご褒美をあげてくださいね。

こころ流「自分へのご褒美」

こころも完璧主義に近い感覚を持っているので、「理想の自分」のハードルを下げるのに苦労しています。
しかし、「こうあるべきだ」「こうしなきゃいけない」という感情をできる限り少なくすることで、怒りの感情の発生を未然に防ぐことができるんです。

こころは子供に怒りたくなるときに少し頭の中で考える時間を作ります。
そして「これが今できなかったとして、死んでしまうか?」「今どうしてもこれができないと困ることがあるか?」「怒りを優先するのと楽しく過ごすの、どっちのほうがメリットがあるか?」とたくさん自問自答します。
たった数秒の間ですが、もうとにかく必死で頭の中がパンク寸前です(笑)

我慢ができたときや「今日は特にイライラしたな」というときは、自分にご褒美を作ってあげましょう。
所詮思い込みだと思う人もいるかもしれませんが、自分に対するご褒美をあげて自分をご機嫌にしてあげるのです。

ちなみにこころは
・夫不在が長くて子供にイライラすることが続いたとき→美味しい食べ物
・子供が体調を崩して看病生活が続いたとき→デパコス
と決めています。
そして思い込みでもいいので「よし、復活!」と自分に言い聞かせます。

あなたにとってご褒美になる「自分を幸せにするもの」はなんですか?
どんなものやどんなことでテンションが上がるか、考えてみてくださいね。

まとめ

今回は、彼氏と喧嘩ばかりで辛い気持ちになるときの心理や解決策をご紹介しました。
心理学者・キルケゴールによると、自分とは違う相手に対する怒りであっても本質的には怒りの対象は自分です。
そして、「理想の自分」とのギャップによって生まれる怒りの感情を抑えるために、可能な限り「理想の自分」のハードルを下げることをおすすめします。

こころ流の方法では、「ここで怒らないと死ぬほどまずいか」など自問自答をして怒る決断をすることです。

ただし、自分がどんな選択をしても、どんな結果になっても、全て「使命」だとキルケゴールはいいます。
できれば自分を追い詰めることなく、自分自身を成長させるための過程だと思ってほしいです。

彼氏との喧嘩が少なくなり、あなたに笑顔が戻りますように、願っています。

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