好きな人が自分に対してあまり興味関心を持っていないと感じる場合、会う頻度や目を合わせる機会を増やすことで好感を持ってくれる可能性があります。
例えば、飲み会や合コンなど初対面の人に対しては緊張することが多いですよね。
しかし、その中に1度でも会った経験のある人がいると少しだけ緊張がほぐれてリラックスできるようになるものです。
会う頻度が高くなることで親しみを感じたり好印象を持つことを、心理学においては「単純接触効果」あるいは「ザイオンス効果」といいます。
この単純接触を繰り返すと、次第に会話が弾むようになるなど、好きな人との距離が縮まると言われています。
そこで今回は「単純接触効果/ザイオンス効果」についてご紹介します。
とても簡単な恋愛テクニックなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
毎日顔を合わせるとどんな効果があるの?
「単純接触効果」の考えによると、毎日顔を合わせることで、あまり会うことがない人に比べて親しみや好意を持つことが多いと言われています。
しかし、もし彼があなたに対して既に悪い印象を持っている場合、会う頻度が高いことでますます嫌悪感や悪い印象が増してくることもあるので注意が必要です。
「嫌な相手と今日も会うのか……」と想像するだけでテンションが下がりますよね。
もし好きな人があなたに好印象を持ってくれている場合、毎日顔を合わせることでますますあなたに興味や関心が向きやすくなります。
好きな人と会えるチャンスを見つけたら、偶然を装って声を掛けたり、目を合わせる回数を増やしてみてくださいね。
しつこく声をかけてしまうと嫌がられてしまうので、さりげなく時々声をかけるくらいがおすすめです。
「単純接触効果」はLINEでも効果がある?
接触する機会が多いと相手が気になっちゃう「単純接触効果」。
では、「LINEを頻繁にしていたら同じ効果が期待できるの?」と感じる人もいますよね。
答えは「YES」です。
単純接触は長さではなく回数がポイントです。
そのため、好きな人とLINEをするときには文章は短めにしてラリーをたくさんするほうが「単純接触効果」の効果を期待できます。
ただし、好きな人の都合を考えずに、まだ未読なのに連続で送ったり短い文章を一度に何度も送りつけてしまうのは逆効果なので注意が必要です。
好きな人からすぐに返信が来る場合、彼もあなたに好意を持ってくれている可能性があります。
少なくとも好印象は持っているはずです。
そんなときは自然な流れで食事やデートに誘ってみてください。
LINEをするときは、文章だけでなく写真を送信することでも親しみを感じてもらえます。
突然自撮りを送られても彼はびっくりしてしまいますが、自然な流れで自分の写真を送れそうなときには「今日はお友達とランチに来てるの」と可愛い写真を送ってみてください。
「単純接触効果」は顔を見る頻度の高さが高くなると効果的なので、写真でも有効なんですよ。
「単純接触効果」は電話でも効果がある?
LINEはもちろん、電話でも「単純接触効果」は有効です。
先述の通り、会ったり話したりする「長さ」ではなく「頻度」がポイントなので、電話は短い会話で十分です。
もし機会を作ることができたら、短めの電話を時々することで「単純接触効果」の効果を期待できます。
ただし、LINEと同じく彼の都合を考えずに電話をかけたいタイミングで電話をするのはおすすめしません。
彼にも時間に余裕があるときでないと「早く切り上げたい」「電話したくない」と思われてしまうので、お互いに余裕を持ってリラックスした気持ちでお話ができるタイミングを見つけてくださいね。
まとめ
今回は、「単純接触効果/ザイオンス効果」についてご紹介しました。
会う頻度や話す頻度が高くなるほど彼があなたのことを意識しちゃう「単純接触効果」。
長く会ったり話す必要はないので、毎日気軽に「おはよう」と挨拶をするだけでも少しずつ効果を発揮していきます。
あまり身構えずに実践できる恋愛テクニックですよね。
大胆なアピール方法ではありませんが、彼の中で「いつの間にか気になる存在」「今日はなぜか挨拶されなくて寂しい…これってもしかして…?」とジワジワ気持ちの変化が現れるはずです。
しつこくすることで逆効果になってしまう可能性もあるので、頻度を考えながら「単純接触効果」を利用して、少しずつ距離を縮めてみてくださいね。