【ミラーニューロン効果とは】簡単にモテる心理学的恋愛テクニック

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック 自分を知る恋愛テクニック

ミラーニューロン効果とは、周りの言動を見て自分も同じような言動をしてしまう神経細胞の働きのことです。

「相手の真似をしたところで好きな人と両思いになれるわけがない」と思っていませんか?

真似をすると「自分たちは似ている」と感じて親近感が湧くようになります。
そして親近感が湧くほど好意を持つ可能性が高くなるんです。

実は、会う頻度が高くなるだけでも親近感が湧いて好意的に感じる可能性が高くなることが心理学的にわかっています。
これを「単純接触効果」または「ザイオンス効果」といいます。
単純接触効果については別の記事で詳しく解説しているのでこちらも参考にしてみてくださいね。

今回はミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニックについてご紹介します。
ミラーニューロン効果を活用した恋愛テクニックを使うことで

  • 簡単にモテる勝ち組モテ女子に近づける
  • 彼に親近感を持ってもらうことで両思いになれる可能性が高くなる
  • 会話を真剣に聞いていることや楽しんでいることをアピールできる
  • 相手と仲良くなれるコミュニケーションができる
  • 苦手な人に対する苦手意識を軽減できる
  • あなたのハッピーポジティブオーラが周囲にも伝染する

といったメリットがあります。
ぜひミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニックにチャレンジしてみてくださいね。

ミラーニューロン効果とは

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック

ミラーニューロン効果とほぼ同じ意味の心理学用語として「カメレオン効果」というものもあります。
どちらも他者の言動を真似するという点では同じで、しかもミラーニューロン効果もカメレオン効果も脳内にある「ミラーニューロン」という神経細胞が働くことで起こるという点でも一緒です。

そしてこのカメレオン効果に関して面白い実験結果があるんです。
その実験は1999年に社会心理学者のターニャ・チャーランドとジョン・バーが行いました。

実験は被験者(実験の対象者)と女性実験者(サクラ)が対面で会話をする形式で行われました。
そして女性実験者が会話中に被験者の行動を真似したときのほうが、しなかったときより女性実験者に対する被験者の中の好感度が高くなったのです。

また、真似をしたときのほうが会話もスムーズだったと評価をしています。

この研究結果から、会話をするときは相手とテンポや口調、トーン、表情などを合わせるようにすることで会話が円滑になり、相手に対する親近感が湧くことが考えられます。

恋愛以外のミラーニューロン効果

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック

あまり言葉としては聞き馴染みのないミラーニューロン効果ですが、実は身近なところでミラーニューロン効果は頻繁に発生しています。

例えば、誰にでも経験があるあくびがうつる現象。
あくびがうつるのはまさにミラーニューロン効果が働いている証拠です。

また、学校のクラスにいじめっ子集団がいるとクラスの空気感がピリピリしますよね。
職場に気難しい上司やいつも機嫌が悪いお局さんがいる場合でも同じようにいつもピリピリした険悪なムードが流れる職場になってしまいます。

このようにミラーニューロン効果によって悪い空気が伝染しているとき、それぞれが萎縮してしまってパフォーマンスが下がってしまったり心身の健康に支障をきたしてしまうことだってあるんです。

その他にも
・ニコニコ笑う赤ちゃんを見てつられて笑ってしまう
・映画やドラマ、漫画の主人公に感情移入をして涙を流す
・スポーツ観戦中に思わず自分も体が動いてしまう
など、日常にはミラーニューロン効果で溢れています。

長期的なものだと、夫婦は似てくるものだとかパートナーは自分を映す鏡だとかと言いますよね。
実はこれ、迷信ではなく、近しい存在であるパートナーはミラーニューロン効果によって本当に似てくるものなんです。

彼氏や旦那さんのことは大好きでも似た存在になりたいかというと別の話です。
それなのに似てくるなんて不思議な感じがしますよね。
ミラーニューロン効果が働いて無意識のうちに真似してしまうからこそ、このような現象が起きるのです。

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック

ミラーニューロン効果のすごさがわかったところで、ここからはミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニックをご紹介していきます。

ミラーニューロン効果を恋愛に応用するときに意識したいのは、ポジティブな感情もネガティブな感情も伝染するということです。

そこで、恋愛におけるミラーニューロン効果について以下の6つに分類してそれぞれ詳しく解説していきます。

  1. ポジティブでいる
  2. 自分に自信を持つ
  3. 脳タイプを理解してテンポを合わせる
  4. 笑顔を心がける
  5. 好きな気持ちを伝える
  6. 好きな人の気持ちがわかるかも

リストを見て内容が把握できたという方は詳細まで見なくても大丈夫です。

しかし、ちゃんと理屈がわかったほうが腑に落ちて正しくミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニックをマスターできそうだという方は詳しい解説も見てくださいね。

ポジティブでいる

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック

どんな感情も伝染してしまうのがミラーニューロン効果のいいところでもあり悪いところでもあります。
伝染してほしいのはもちろんポジティブな感情ですよね。

好きな人と会っているときは緊張してしまうし、失言をしないかとか嫌われないかとか何かと不安になります。
しかし、できれば不安な気持ちより「あなたと一緒にいて楽しい!」というポジティブな気持ちを全面に出すように意識してみてください。

まずは言葉遣いを変えることで意識も変化します。
そのためには
①解釈の変換をする
②前向きな言葉を積極的に使う
といった方法がおすすめです。

1つ目の「解釈の変換」については、例えば上司から怒られたときに
ネガティブな考え方:怒られて最悪だ…。へこむ…。
ポジティブな考え方:指導してもらえたから同じ注意を受けないように次からは頑張ろう!
といった風に、解釈を変換してみるということです。

2つ目の「前向きな言葉を積極的に使う」についてですが、「言霊」なんて言葉もあるように言葉には不思議な力があります。
「めんどくさい、めんどくさい」と思う予定はどんどん面倒になるし、「私なんて…」という言葉も本当にあなたの価値を下げる結果に繋がります。

本心からポジティブな言葉を使うのは少し難しい場面もあるかもしれませんが、少しずつわざとポジティブな言葉に変換してみてくださいね。

また、態度が意識を変えることもあります。
誰かと話しているときに態度を変えるには「オープンポジション」がおすすめです。
オープンポジションとは相手に対して心を開いていることをアピールする非言語コミュニケーションのことです。

具体的なやり方は別の記事で詳しくご紹介しています。
参考にしてみてくださいね。

1つだけ誤解してほしくないことがあります。
それはネガティブな感情もあなたを構成する大切なパーツの1つであり、大事な感情だということです。

何も考えずただただポジティブなだけでは能天気な脳内お花畑さんです。
一時的に一緒にいる相手としては気楽かもしれませんが、そんな人とずっと一緒にいるのは疲れてしまいますね。
また、ネガティブな感情があなた自身の心を守っている場合もあるので、ネガティブな感情を無理に追い出そうとしないでくださいね。

自分に自信を持つ

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック

夢を叶えた人や目標を達成した人って自分に自信があってキラキラ輝いて見えますよね。
実はその人たちは、自分に自信があるからこそ夢を叶えることができたのかもしれません。

心理学用語にピグマリオン効果というものとゴーレム効果というものがあります。

ピグマリオン効果…誰かから期待された通りの結果を出そうとする心理現象
ゴーレム効果…周囲から期待をされていない場合にパフォーマンスが低下して想像していた通りの悪い結果を出してしまう心理現象

「誰か」「周囲」と表記しましたが、自分自身も対象外ではありません。

ちなみにこころは、バスケ部だった頃にどうしてもゴールのすぐ下からのシュートが入らず、「私はゴール下は苦手だ」といつも思っていました。
結局引退するまでゴール下シュートが決まることはありませんでした(笑)。

これはこころがバスケの下手な素人だったからではなく、プロのスポーツ選手も「自分はできる」「自分は勝てる」と信じて自分を鼓舞して日々努力しています。

話が脱線しましたが、このように言葉の力は本当に偉大です。
そこで、あなたが1番あなたのことを信じて「私はこういう人だ」というラベルを貼ってあげてください。

会話をすることに苦手意識があるのであれば「私は一緒にいて楽しい人間だ。誰かを爆笑させることは少ないけど、相手に寄り添った話し方ができる」と自分自身を肯定してあげましょう。

また、「私は人から好かれにくい人間だ」と思うのではなく「私はみんなから愛されている」と思い込みましょう。
こころ自身も学生の頃に「私は人から好かれにくい人間だ」と思っていましたが、考え方を変えてから大切にしてくれる人たちの存在に気付くことができました。

脳タイプを理解してテンポを合わせる

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック

自分の言いたいことがうまく伝わらないなどコミュニケーションにおいてギャップが生じることは誰にでもありますよね。
実は、この原因は脳タイプの違いであると言われています。

人は学習をするときにそれぞれ異なる感覚器(五感:視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を使っていることがわかっていますが、その特性から3つに分類したものが脳タイプです。

突然ですが、下記の2つの部屋を見てどちらのほうがより汚い部屋だと思いますか?

この答えは人によって分かれます。
足の踏み場がないほうが汚いと感じる人もいれば食べた後の物を片付けていないほうが汚いと感じる人もいます。
あるいは、どちらも汚いといえば汚いけどさほど気にならないと感じる人もいるでしょう。
さらに、「どちらも汚くない」と思う人もいるんです。

この違いが脳タイプの違いです。

3種類の脳タイプは以下の通りです。
①視覚優先型の「視覚タイプ」
②聴覚優先型の「聴覚タイプ」
③触覚や味覚、嗅覚などを含めて体の感覚優先型の「体感覚タイプ」

脳タイプが一緒だから相性がいいとか、脳タイプが違うから相性が悪いとか、そういうことは全くありません。
ただ、「同じ景色を見ていても脳タイプが違う人は解釈が違う」ということは覚えておく必要があります。

脳タイプについて話すと長くなってしまうので本題のミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニックの話に戻りましょう。

もし好きな人と会話をしていてなぜかテンポが合わない、噛み合わないと感じることが多いなら、あなたと彼は脳タイプが違うのかもしれません。

そんなときは、話すスピードやよく使うフレーズなど真似してみてください。
口調が似ることでペースが合うと感じるようになり、お互いに対する理解度が深くなります。

笑顔を心がける

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック

赤ちゃんが笑うとつられて笑顔になるという例えをご紹介しましたが、赤ちゃんじゃなくても笑顔は伝染するものです。

笑顔でいることで人は幸せだと感じることができます。
あなたがいつもニコニコ笑顔でハッピーポジティブオーラ全開でいることで彼にも笑顔が伝染すれば、彼はあなたといる時間が心地よくて幸せなものだと感じるようになります。

話題や状況によっては「なんでヘラヘラしてるの?」と思われてしまう可能性があるので、真剣に話を聞くときと笑顔を使い分けるのがおすすめです。

好きな気持ちを伝える

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック

人は何かしてもらったときにお返しをしたくなるものです。
この現象を心理学においては「返報性の原理」といいます。

その中でも、好意を持ってくれた人に対して好意を返したくなる現象を「好意の返報性」と言いますが、好意の返報性とミラーニューロン効果はよく似ていて相性抜群の心理学的恋愛テクニックです。

あなたの好きな気持ちが伝染して彼もお返しをしたいと思ってくれたら両思いになれちゃいます。

好意の返報性については別の記事で詳しくご紹介しています。
こちらも参考にしてみてくださいね。

応用テクニック・好きな人の気持ちがわかるかも

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック

ミラーニューロン効果は誰にでも起きうる心理現象ですが、特に好意的に思っている相手だと無意識のうちに真似してしまうことが多くなると言われています。

つまり、彼もあなたのことが好きで両思いなら、無意識のうちにあなたの言動や仕草を真似していることがあるということです。
単純に人として好きな可能性も、女性として魅力的に思っている可能性も、どちらもありえます。

彼と話しているときになんとなく真似されていると感じたら他にも両思いのヒントがないか探してみてくださいね。

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニックの注意点

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニックには2つの注意点があります。

①ネガティブな感情ほど伝染しやすい
②気付かれてしまうと逆効果になる

それぞれ詳しく解説します。

ネガティブな感情ほど伝染しやすい

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック

ポジティブな感情よりネガティブな感情の方が伝染しやすいことがわかっています。
好きな人と会っているときに緊張や不安はつきものですが、彼は「自分のことが好きだから緊張してるんだ!」なんて思うはずがありません。

もし誤解をされて「自分と一緒にいるのは楽しくないのかな?」と思われてしまったら…。
まさにネガティブな感情が伝染していきます。

不安や緊張は拭いきれないものですが、まずは彼と一緒にいられることに対する幸せな気持ちを噛み締めながらハッピーポジティブオーラ全開で楽しんでみませんか?

また、彼が愚痴を話しているときやネガティブな感情を表しているときのあなたの対応についても注意が必要です。
もし彼がしかめっ面やネガティブな言動をしていても真似する必要はありません。

もちろん彼が怒りを表しているときに共感して話を聞いてあげることは大切です。
しかし、ネガティブな感情が増長して会話がスッキリ終わらなかったり実りのないものになってしまう可能性があります。

塩梅が難しいところですが、彼の怒りも寛大に受け止めてあげてくださいね。

ミラーニューロン効果を活用していることに気付かれてしまうと逆効果になる

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニック

ミラーニューロン効果とはあくまで無意識のうちに真似してしまう心理現象です。
そのため、通常はあまり頻度も高くなくて相手にも気付かれにくいものです。

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニックはとても有効な恋愛テクニックですが、本来は無意識にやっている言動をあえて意図的に発生させることで成立します。

そのため、彼にミラーニューロン効果を意識していることが気付かれてしまうということは不自然だということです。
不自然に見えるとあなたに対して警戒心を抱いてしまったり真似されていることに対して不快感を持たれてしまう可能性があります。

真似をする頻度やどんな言動を真似するか、彼をよく観察しながらここぞというときに活用してくださいね。

ミラーニューロン効果を活用して恋愛無双の勝ち組モテ女子になろう

ミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニックはいかがでしたか?

ミラーニューロン効果は日常の至るところで無意識のうちに行われています。
そんなミラーニューロン効果を意図的に応用することはわざとらしく見えてしまう注意点もありますが、心理学的恋愛テクニックとしてうまく利用することで

  • 簡単にモテる勝ち組モテ女子に近づける
  • 彼に親近感を持ってもらうことで両思いになれる可能性が高くなる
  • 会話を真剣に聞いていることや楽しんでいることをアピールできる
  • 相手と仲良くなれるコミュニケーションができる
  • 苦手な人に対する苦手意識を軽減できる
  • あなたのハッピーポジティブオーラが周囲にも伝染する

といったメリットがあります。

彼をよく観察してポジティブな感情を表しているときにさりげなく真似をすることでミラーニューロン効果を活用した心理学的恋愛テクニックを上手に駆使できます。
まずは真似をすることを意識するより、好きな人と一緒にいることができて嬉しい気持ちを全面に出すことから始めてみてくださいね。

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