【辛い失恋から立ち直る方法3選】心理学的アプローチで元気なあなたに

自分を知る恋愛テクニック

失恋はとても辛くて悲しいものですよね。
失恋した瞬間は「こんなに辛い思いをするならもう恋愛はしたくない」「私のことを好きになってくれる人なんて存在しないんだ」とネガティブな気持ちが頭の中を占拠してしまい、やる気が下がってしまいます。

今回は、「辛い失恋」にフォーカスして、立ち直る方法をご紹介します。
今はとても辛いかもしれないけど、きっと明るい未来が待っています。
なぜならこのブログを見ているあなたは恋に前向きで、努力をするために1歩ずつ歩み始めているからです。
あなたはきっと大丈夫。
でも少しでも早く自分自身でも「大丈夫」と思えるヒントがこの記事にあることを願います。

辛い失恋を経験した人はどのくらいいるの?

周りを見渡せばみんな幸せそうで、失恋なんてしたことがなさそうに見えることさえありますよね。

しかし、「社会人になってから失恋した経験があるか」というアンケートに対して、約7割の女性が「ある」と回答しているという結果もあります。
社会人になってからに限定しても7割もの女性が失恋経験があるということは、学生時代を含めるとほとんどの人が失恋を経験しているということになります。
(参照元:女の転職type

辛い失恋から立ち直る方法①時間薬

「時間薬」という言葉を聞いたことがありますか?
時間が解決するというよく聞く言葉かもしれません。
実はこれも心理学的に立証された方法なんです。

これを唱えたのはアメリカのフィンク氏です。
フィンク氏の「危機理論」によると、人は心理的な危機を乗り越えるときに4つの段階を踏んでいるそうです。
1つ目の段階:衝撃期
→失恋したばかりで毎日涙が止まらないなど、辛い気持ちで押しつぶされそうな深刻な時期です。
2つ目の段階:防衛的退行
→少し状況を冷静に見れるようになり、「どうすればよかったのか」といった疑問や反省が押し寄せる時期です。
色々と考えることで後悔の念にさいなまれますが、この時期を乗り越えると少しずつ心が整理されるので耐えどきです。
3つ目の段階:承認
→現実を受け入れて良い思い出にできるように脳内で変換していく時期です。
失恋のネガティブな側面だけでなくポジティブな面を考えることができるようになれば失恋を乗り越えるまであと1歩です。
4つ目の段階:適応
→失恋という経験を達観できるようになり、他のやりたいことや次の恋愛に向かって前向きに行動ができる時期です。

4つの段階を経るのは本当に大変なことですが、絶対に大丈夫。
心理学とは統計学です。
つまり、「多くの人がこういう段階を経て乗り越えることができてる」ということです。

辛い失恋から立ち直る方法②たくさん泣く

「カタルシス効果」という心理現象があります。
「カタルシス効果」とは「心の浄化作用」とも呼ばれる心理学用語です。
心の中のモヤモヤを吐き出すには物理的に何かを吐き出すことで、悩みやモヤモヤを整理できたりストレスを軽減したり、気持ちが穏やかになったりすることです。

失恋をして辛いときには思いっきり泣きましょう。
涙を流せば流すほどあなたのストレスや悲しみも一緒に流れていきます。

辛い失恋から立ち直る方法③無理に忘れようとしない

早く忘れてしまい苦い思い出かもしれませんが、無理に忘れようとしたり考えないようにするのは逆効果なんです。

人は忘れようと思えば思うほど記憶に残ってしまう「皮肉過程理論」というものがあります。
そこで、考えたくないというときには全く関係のない別のテーマについて頭の中で考えることをおすすめします。
何を食べようとか次の週末に誰を誘おうとか、好きな芸能人について調べるのもいいですね。

ただし、方法①のとおり、時間をかけて失恋について考えることで乗り越えられるという考え方もあります。
無理に別のことを考えようとせずに、どうしても思い出してしまうときは「気持ちの整理をするべき時期なんだ」と割り切って、とことん自分の心と向き合うのも1つの手段です。

辛い失恋から立ち直るために…

今回は、心理学で立証された「辛い失恋から立ち直る方法」を3つご紹介しました。

失恋は本当に辛いものです。
しかし、失恋から学ぶことはたくさんあります。
その学びを次に活かすことができたら、失恋は失敗ではなく成功です。

他に好きな人ができたときに「この人と出会うためにあのときの辛い失恋があったんだ」と思える日が来ることを祈っています。

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